モヤモヤとした不安と
根拠の無い自信の間で
フラフラと揺れていた私は
自分を よそおうことしか
考えられなく
思いやりや 優しさは
人から与えられるばかりだけど
それを当たり前のことと
思っていて
自分の意地悪な気持ちや
嫉妬や妬みなどは
まだ子どもだから仕方のないことで
大人になれば 分別もつき
私の周りの人達のように
いつか自分も 気遣いのできる
思いやりのある人間になれるのだと
お気楽に考えていた
ソワソワとした希望に
胸をふくらませ
「あぁ…世界一周がしたい…」とか
歩いて日本横断しようかな…
なんて 本気で考え
無謀な挑戦を夢見て
ドキドキしていたあの頃
前髪の長さに本気で悩みながら
生きる意味を考え
鏡の中の自分に ため息をつきながら
世界の行く末を憂い
朝起きられない自分は棚に上げ
他人の行動を批判し…
ポロポロとこぼれる
持ちきれない感情にとまどい
夕日を見て涙を流しながら
風の匂いに笑顔になっていた
穴があったら入りたい…
思い出せば 恥ずかしいことばかりで
穴はいくつあっても 足りない
それでも あの頃 青春と言われる
あの頃の自分が愛おしい
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ギター演奏
「琵琶湖周航の歌」
✂️ 琵琶湖周航の歌 歌詞付き - YouTube
